夢に生きる
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この世に生きる 苦難の道は
晴れた日もあり 曇りあり
雨に流され 日照りに泣いた
自然の風は ままならず
人はつれなく 忘れて暮らす
きのうの夢と 消えてゆく

のどもと過ぎりゃ 熱さを忘る
勝手なものだね 人の世は
雨が欲しいと 夜毎に祈り
日照りがつづき 神だのみ
人はきままに 生きてるけれど
あしたの夢は だれが知る

気が付くころは なくなり消える
あると思うな 親とかね
雨に降られて 冷たさおほえ
抱かれた親の ぬくもりを
想いだしてる 哀れなおひと
きのうの夢を 追いかける
作詩 きただい 喜一
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