最果て風岬
最果て岬 風が泣く
荒れる海峡 しぶきに霞む
雪は下から 舞い上がり
岬にひとり たたずむ顔に
ふれば溶けゆき 流れて落ちて
泣いてるように ほほつたう


呼んでるように 風が吹く
北の大地に 慕いがつのり
身体ゆすって 吹きつける
故郷を忘れ 私を捨てた
忘れられない 面影追えば
想い出だけが また泣かす


沖行く船が 泣いている
冬の海峡 牙むく波に
もまれ揺られて どこに行く
涙をさそう 汽笛よ泣くな
せめて慕いを 伝えておくれ
忘れることが できなくて
すぐに演奏します
作詞  きただい 喜一
作編曲   棚橋 清志
歌唱    愛 ちひろ
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